一般社団法人ヒマラボを設立しました。

お知らせ

 一般社団法人ヒマラボ代表理事の森田泰暢です。福岡大学商学部の教員もやっております。令和元年の5月20日に登記いたしまして(Fukuoka Growth Next内です)、ヒマラボを法人化しました。大学への兼業願いも受理されまして、本格的に発信していけそうです。

ヒマラボとは何か

 ヒマラボは2017年12月に福岡大学で、社会人と学生が混ざり月1回程度、研究「的」な活動をするコミュニティとして立ち上がりました。参加者で論文読んだり、自分の好奇心にしたがって調べたことを発表したり。研究「的」と表現しているのは、「研究活動」だと厳密な学術的新規性も問われそうで、より気軽に参加してほしかったからです。
 空いた時間に研究的な活動して小さな知的生産を愛でよう、という思いを込め、ヒマなときに研究するラボで「ヒマラボ」です。

始めたきっかけ

 ヒマラボを始めようと思ったきっかけは、子どもが産まれたことです。守りたい存在がいるけれども、自分の方が早く死ぬ。遠い未来まで続く社会を良くしたい。
 「良い社会」の定義も色々とありますが、私の定義は「好奇心を毀損されない社会」です。何か興味あることが産まれ、誰かに伝えたときに「つまんない」「どーせ無理だよ」ではなく、「良くわからないけど一回詳しく調べてみたら?」「もう少し詳しく教えてよ」「一緒に調べてみる?」と言える世の中。社会人も学生も好奇心に基づいて研究的な姿勢を持てるような場や人たちを増やせる場を作っていきたいなと考えました。
 少子高齢化という大人が大多数を占める社会です。これは社会課題のように語られますが、大人が自らの好奇心に素直に従い、探求や研究を行う社会になるとどうでしょうか。好奇心を持った大人に囲まれ、自身の好奇心に素直になれる子どもたち。少子高齢化という現象も少しポジティブなものに変化するかもしれません。

なぜ法人化するのか

 今後ヒマラボの活動の幅を広げると金銭的な動きも発生するでしょう。個人で管理するのも他者にお願いするのもなんだかあやふやで気持ちが悪く、気持ちよく活動を続けるために透明性や自由度、意思決定のスピードも考慮して法人化することにしました。事業推進力も今更ですが伸ばしたいものですね。ヒマラボでエンプロイヤーブランディングについて研究されていた池田治彦さんを理事としてお迎えして一緒に立ち上げました。

 法人化にあたってヒマラボは理念を下記の通りに設定しました。

市民の探究心や研究的な姿勢を涵養し、好奇心を毀損されない、市民自ら新たな知を生み出す「創造社会」の実現

(創造社会は井庭先生「クリエイティブラーニング」を参考に)
 
 理念は行為や活動との照らし合わせの中で、表現として変化する可能性はありますが、法人化前の活動を踏まえてこのように設定しています(ちょっと固いか)。
 海外で発表された論文が書籍になり、翻訳され私たちの手元に届く。これはとても意義のあることです。ただ知識が生まれてから学ぶまでのタイムラグは気になるところです。時間をかけて一般化される理論構築の重要性は認めつつも、社会変化が激しい中ですと、勉強することに加えて自分で研究してリアルタイムに知識を生み出すことも大事です。自分の文脈における最先端を自ら作っていく。そんなことができるようにしていきたいですね。「美味しいお味噌汁の作り方の研究」のような日常的な文脈や興味から発展するものも愛したいです。

ヒマラボの活動

 研究的な活動をする大人が増える社会を目指して、ヒマラボは下記を行っていきます。

1.市民および企業に対する調査・分析活動および研究成果のアウトプットの支援
2.大学および研究所や民間企業所属の研究者による市民向け講演や講座の企画・開催
3.研究内容や研究活動プロセスの広報 

 論文の読み方やリサーチレポートの書き方の講座、様々な探究心を持った方々によるイベント、研究者の広報などなど。コンサルティングや教育・育成・研修のようなことも含めて「リサーチ」と関連するものはどんどんやっていきたいです。サービス、方法、仕組みなど新しい知的生産には色々な形がありますもんね。
 これまでも、論文の読み方ワークショップを開いたり、ゲームセンターの未来について鼻息荒く語り合うイベントをしたり、マーケティングがご専門の福岡大学商学部 杉本先生によるマーケティングリサーチ講座を開いたり、研究員制度を作って、学生や社会人の方々が10ヶ月ほど自分の好奇心に基づいて研究的活動に臨まれたり。
 すぐに役に立つか立たないかはわかりませんが、夢中になる楽しさを持つにはどうすれば良いか、試行錯誤しながら進めてきました。うまくいかないことや固い雰囲気になったり、難易度高く見えたりすることもありました。まだまだ改善点はありますが、今後も探究心をくすぐれるようなイベントや取り組みを作っていきたいと考えています。

ラボ化する社会やエリアも生まれる?

 最近、特定の研究機関に所属していなくても研究的な姿勢で取り組まれる方々が多くなってきている(目立つ)と感じます。転換期なのか変化のスピードからなのか、自ら問いやテーマを持ち、知的生産とその共有を図ることが増えてきています。研究の場と実践の場も近接してきていて、社会そのものがラボであるかのような状況も生まれてきそうです。
 ヒマラボが日本や世界に広がって、世界中の人が今、何をテーマとして持っているのか。好奇心のマップが作れるといいなあ、なんて妄想したりしています。好奇心のマップにしたがって研究機関がバーチャル空間で移動したり。そのためにはプラットフォーマーにもならないとですよね。リサーチマインドと言いますか、リサーチャーシップと言いますか、そういったものが溢れた街やエリアもどこかで作ってみたいものです。

 長くなりましたが、設立にあたっての思いを書いてみました。本当はまだまだ書きたいことありますので、やりたいことなど徐々にまたアップしていきますね。

私のTwitterは モリタヤスノブ(@domino613) 、 Facebookグループはhttps://www.facebook.com/groups/HimaLabo/ 
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こちらの設立経緯はヒマラボのnoteへも掲載しています。どうぞご覧ください。

一般社団法人ヒマラボを設立しました|ヒマラボのnote|note
 一般社団法人ヒマラボ代表理事の森田泰暢です。福岡大学商学部の教員もやっております。令和元年の5月20日に登記いたしまして(Fukuoka Growth Next内です)、ヒマラボを法人化しました。大学への兼業願いも受理されまして、本格的に発信していけそうです。 ヒマラボとは何か  ヒマラボは2017年12月に福...

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(ちなみに、このサイトは福岡大学の学生が作ってくれました。)

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